システムとマネジメント

工学の中の経営システム系プログラム
システムのマネジメントの一部 :工学の成果を社会に生かす技術

システム とは?

みなさんはパソコンを使っていますか?
パソコンをお金を出して購入してきても、それだけで仕事は出来ません。ソフトウェア、プリンタ、通信ネットワークなどと組み合わされて、使い方を学んだ人が適切に使うことで、初めてパソコンが役に立つものになります。

たとえば,学校の授業もいろいろなモノ・コトの組み合わせです。
先生,生徒といった人,建物・教室,机,黒板などのモノ,光熱費,授業料などのお金,先生の話,教科書の記述,黒板の文字といった情報,などなど,さまざまな要素が,いろいろに関係をもって,教える・学ぶといった授業が成り立ちます。

このように「多数の要素を有機的に組合せてひとつの目的を実現するモノやしくみ」がシステムです。

現代では、「システム」の理解なしに単体の「モノ」つくりをしても、競争に勝てません。また、その「モノつくり」の生産プロセス自体も、「モノ」の企画からはじまって研究開発・製造などを経て顧客に届けるまでの一連の複雑な「しくみ」すなわちシステムから構成されているのです。

たとえば,携帯電話を考えてみましょう。

携帯電話には、

  • 新製品を適切な価格で、ライバル企業よりも先に市場に出すための製品づくりのしくみ
  • その製品づくりのしくみを支える組織のしくみ
  • 通信システムを基盤とした情報化社会における生活のしくみ

などがかかわってきます。

マネジメント とは?

ここで言うマネジメントとは,目的に沿って,以下を進めていく,循環的なPDCAのプロセスを指します.

1. Plan 設計・計画・企画・構築 する
2. Do 運用・管理 する
3. Check 評価・検証 する
4. Act 改善・変革 する.さらに,Plan を行っていく
参考

※ 3と4を合わせて See (評価・改善) とすることもあります.

モノ・コトには,マネジメントが必要です.マネジメント,「経営」というと,一般には,会社経営,社長業,お金もうけ をイメージすることも多いでしょう.しかし,いわゆる企業や商店の「経営」そのものだけを指してはいません.

システムをマネジメントする技術者の活躍

システム の マネジメント とは?

システムのマネジメントとは,システムを企画・構築し,管理・運用し,その結果を評価し,さらに改善していくプロセスです.
システムには,社会の変化に対応して常に変革していくための的確なマネジメントが必要です.

便利な家電製品や飛行機をつくったり,建物や橋を建設する技術は人々の生活を豊かにします.
これらを安価で,使いやすい真に役立つ技術とするためには,その使い方や作り方を「システム」として理解し、計画し、実行する工学的マネジメントの能力が必要です.

システムのマネジメントを行う,それがSME

多様なシステムを的確にマネジメントする優れたエンジニア,それが システムをマネジメントする技術者(SME) です.SMEは経営システム分野が育成する人材であり,グローバル社会が求める人材です.

参考

「システムをマネジメントする技術者(SME)」を詳しく知りたいときは「SMEとは」