渡辺研究室

渡辺 研司 教授 (Watanabe, Kenji)

サプライチェーンや通信ネットワークなどを介して、組織間の相互依存性が急増するネットワーク型社会おける事業継続マネジメント(BCM)の確立と実践のあり方に関する研究を推進しています。

研究アプローチは大学内にとどまることなく、国内外の企業、行政機関、NPO、研究者などとの議論やワークショップを通じて、実社会の状況と乖離しない研究を行い、実効性の高い社会貢献を目指しています。研究の成果は、個別の企業の経営のみならず、業界、都道府県、中央政府、ISO(国際標準化機構)から発行されているガイドラインや規格標準にも反映されています。

また、現代社会・経済はますます依存性を高めるICT(情報通信技術)に関するリスクの定義・評価・マネジメント方法の開発にも取り組んでいます。その成果は、我が国の重要インフラ防護(CIP)における情報セキュリティの分野での議論や指針にも反映されています。

高校生・受験生の皆さんへ

変化するリスクとの闘いと想定外事象への備えについて研究しています

企業、政府機関や自治体の活動を取り巻く様々なリスクを発見・分析しながらどのように対処すべきか、組織経営の視点で研究をしています。

また、大規模地震、洪水、大型台風といった自然災害や、火災事故、情報システム障害、テロ攻撃といった人的災害などが発生した場合でも、その企業に求められる商品・サービスを提供し続けるためにはどのような備えをするべきか、についての研究も進めています。

このような研究で得られた結果は、個別の企業の経営のみならず、業界、都道府県、中央政府、ISO(国際標準化機構)から発行されているガイドラインや規格標準にも反映されています。