竹野 忠弘 准教授 (Takeno, Tadahiro)
竹野研究室の研究領域は、経済発展政策論、製造業研究です。
研究目的は「製造業の経営戦略の研究による雇用開発政策の検討」です。
研究分野は、1)雇用開発政策研究(技術者・技能者人材市場の調査研究、人材開発・技能者教育研修制度の比較研究)、2)製造業技術関連の研究(日本ア ジア地域における自動車製造業工程間分業戦略の研究)、3)製造技術変動と部品サプライヤー産業研究、4)中京圏産業蓄積と中堅企業経営戦略の研究、5) 欧州の産業蓄積の研究、6)技術系出身経営者事例研究、です。
竹野研究室で研究を進めるには、英語読解力、経済学と経営学の基礎学力が必要です。
高校生・受験生の皆さんへ
グローバルな企業活動と町工場の活躍について研究しています
「重棯心棒」。ご当地での講演会後のサイン会で、ある先生に書いていただいた言葉です。
大樹が年輪を重ねるように、中京圏では「土木石鉄」という土台の上に農工商の産業が蓄えられてきました。繁栄に慢心することなく、日々弛むことない、カイゼンの魂。この魂は、農地でも製造現場でも、そしてオフィースでも活きています。
竹野研究室では、製造業の経営戦略と地球的な規模での産業人材ネットワークづくりについて、この人類史上最長の産業蓄積地域を素材に研究中です。そして現在「欧州の逸品技術をもったパートナーさがし」がテーマです。
コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズやシェイクスピアの戯曲は謎解きの清涼剤。地理や歴史の知識を手がかりに政治経済学を使って探索を続けています。